【ステップ①】主体性が回復に必要な理由

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今回はステップ①「主体性を持つ」ことについてお話ししていきます。

ステップ②の「自分と向き合う」や④の「孤独からの脱却」にも繋がってくる考え方ですので、主体性がどうして必要か、考えながら読んでいただければと思います。

 

あなたはどうしてギャンブルをやるようになったのでしょうか。

友達となにかを楽しみたかった
嫌なことから目を背けたかった
暇を持て余していた

それぞれ始めた理由があると思います。

最初から「お金を稼ぎたかった」と考えていた人はあまりいないのではないでしょうか。


僕も、兄や友達が楽しそうにしていることに興味がでてきたことから始まりました。
そしてそれは、目の前の嫌なことを忘れさせてくれるものでした。

大学生の折、資格の勉強に追われ、孤独を感じながら、楽しそうなギャンブルの世界に憧れを持ちました。

僕は、誰かを必要としていたのだと思います。

自分の気持ちを共感してくれる人
一緒に楽しんでくれる人
不安な気持ちを和らげてくれる人

そういう人を求めていながら、自分の気持ちを認められない、伝えられない。
そういう状況があったから、ギャンブルというツールに頼ったのだと思います。


「誰かを必要としていたこと」

ここに回復のポイントがあると思っています。

誰かを必要としていたのなら、もう一度頼ろうとすればいいと思います。
そのなかで、最初の頃の自分を思い出せるといいですね。

自分の気持ちに素直になる、伝えるのも必要でしょう。
他人を求めていながら、自分は自分だからと考えることは人として当たり前の行動です。
その中で、自分自身の気持ちを自覚し、伝えることがコミュニケーションです。
自分の気持ちに素直になり、どう伝えていくか、考えていかなくてはいけません。

ギャンブルは孤独になりやすいものです。
ギャンブル依存から脱却するためには、他人の存在が必要だと思っています。

少しずつでも、他人を大切にし、感謝できるようになること。
これをやっていくことで、ギャンブルをやり始めた頃の気持ちが解消できてきます。
これは回復への重要なステップだと思います。


そして、他人を頼るためには「主体性」が欠かせません。
自ら「変わりたい」と考えている人でなければ助けることはできません。

自分の人生は自分が決めていくものです。
他人に決められるものではありません。

他人はあくまでも協力してくれるだけです。
自分の領域に踏み込ませてもいけません。

悪い影響を受けてしまう関係になってしまいます。


「変わりたい」という思いをもって、誰かを頼ってみる

そこで、人間関係の中で問題を解決していく。

そうしていくうちに、ギャンブルから離れる考えができてくると思います。


まず主体性を持つこと、変わりたいと心から思うことが大切です。

自分と向き合って一歩ずつ進んでいきましょう。

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