【ステップ②】衝動への対策

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「変わりたい」「辞めたい」という気持ちが持てたら、次のステップに進みましょう。

ステップ②は衝動への対策です。

このステップでは衝動に負けない準備から始めていきましょう。

 

 【ギャンブルをやりたい衝動について】

ギャンブルをやめようと考えた時、一番大きな壁は「ギャンブルに対する衝動」に勝てないことでした。


やめようと思っていても何度もやめられなかった経験をしていることから、「やめよう」という気持ちだけで衝動に勝つのは難しいことは分かっていました。

また、お金をもたないということが有効だとは知っていましたが、生活するにはお金が必要だという考えから、お金は常に財布に入っていましたし、ネット投票ができる口座にもお金をいれていました。

これも今から考えれば、ギャンブルをやりたくなってしまったときのためにしていたことで、甘えだったと思います。

そういった考えの中には、「ばれなければ大丈夫」「負けなければ大丈夫」という気持ちがありました。

しかし、自分を、他人を裏切りたくないという気持ちから、「心から」やめたいと考えた時、衝動に対する対策を本気でやろうと考えました。


まず、自分がいくらあればギャンブルにいくのかということを考えました。

○パチンコ・スロットに関して
パチンコ・スロットをするときには、当たるまでは絶対やめたくない、という気持ちを強く持っています。
それは、当たりをひければあとは自分の運次第!と思っているところからきています。

途中で資金が尽きないためには、数万円ほしいところですが、低貸し(1円パチンコなど)を含めて考えても5000円以下の資金だと、当たらないで資金が尽きる可能性があります。

以上のことから、「5000円以上持たなければ、パチンコには行かない」と考えました。

○公営競技等のネット投票に関して
ネット投票は100円から投票でき、即時ネットで完結するギャンブルの方法です。
これは、100円以上持っているとやってしまう可能性があるので、残高を0にして、キャッシュカードは妻に預けました。

○麻雀・馬券場に関して
これらは、コロナの影響であまり行きたくない、遠いから行きづらいという考え方から特に対策はしていません。


以上のことから、5000円以上は財布にいれない、口座の管理は妻に任せるという管理方法をとることにしました。


さらに、ギャンブルをやらない気持ちを強く持つことを意識しました。

・大切な人や自分を裏切らない
・他に自分の好きなことをする時間をつくる
・家族の時間・役割を大切にする
・人生を豊かにするための知識をつける


このことを意識し、常に実践するように心がけてきました。


以上のことを踏まえ実践です。

実際、向上心を持ってどう生きるか考えながら生活できるのは3日ほどでした。
ギャンブルをやらない気持ちは常にありましたが、それはギャンブル中心の「やらない気持ち」でした。

そういった中で、ギャンブルの衝動は訪れます。
「今日は休みだから時間あるな」と考えたときに、ギャンブルをやりたいことに気がつきました。

しかし、その時には財布には5000円以上入っていなかったため、
「家でゆっくり本でも読むか」と考え、結局ギャンブルに行かなくてすみました。

別の日には「寝不足だから昼寝しよう」「お風呂に入ってしまおう」「友達とご飯に行こう」と考え、衝動から逃れることができました。

こういうことを繰り返していくうちに、自分の生活・考え方が見直され、衝動が減っていきました。
また、お金に対するコントロールもできるようになりました。


ギャンブルをやめたい!という気持ちを中心に、
ギャンブルに頼らない生活を考え、実践すること
ギャンブルに行かないようなお金の管理をすること

この考え方で、まずは衝動と戦ってみてください。
最初はつらいことも多々ありますが、次第に自分なりの過ごし方を見つけられると思います。

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