ギャンブル依存症からの回復の最終段階である「孤独からの脱却」に必要なことはなんでしょう。
それは、回復ステップの一番最初「主体性を持つ」ということなんです。
今回は、自分が進んできた道も思い出しながら読んでほしいと思います。
依存は「孤独」な状態では回復することができません。
誰か手を差し伸べてくれる人がいるから「頑張ろう」と思えます。
そしてその人と協力して、依存状態から回復しようとするのです。
それは1人で回復しようとするときも同じです。
1人は孤独という訳ではありません。
誰かが見ているからこそ、1人の時でも頑張れるのです。
しかし、誰かがあなたを助けたいなと思っていても、あなたに主体性がないと助けられません。
あなたが、自分で「変わりたい」「こうなりたい」と心から思っていないと、協力することはできないのです。
どうせ迷惑をかけるから、衝動に負けるから、誰かの手を借りない方がいい、という訳でもありません。
失敗しても少しずつ、自分が望む人生を生きようとすることが大切です。
今の自分を認めるということも大切です。
これまでどんなことをしてきたか。
何を大切にしてきたか。
今、どんな感情があるか。
これらのことを考え、こういう自分もいるんだなと認めます。
いいこと悪いこと、それぞれ感情があり、行動するのが人間です。
そのありのままを受け止めてください。
自分を認めるということは、他人を認めることにも繋がります。
自分と同じく他人にも幸せや苦しみがあります。
そしてそれが人間関係の中で作用し合いながら生きています。
自分が誰かを頼り、頑張ろうと思う姿勢は、互いにいい影響を与えます。
頼ること、頼られること、そしてそこで肯定的な経験をすることは、人生において重要なことのひとつです。
こうした健全な成長は、幸福な人生を送るためには欠かせません。
まずは、変わりたいという意思を持ち、なりたい姿や大切にしたいことを思い描いてみてください。
そして、それを誰かに伝えられるといいですね。
近くに助けてくれる人がいるはずです。
SNSで仲間を探してもいいと思います。
共に戦っている仲間は心強く感じます。
僕も、協力者として、応援者として関わっていきたいと思います。
共に人生を良くしようとする仲間として、是非頼ってもらえると嬉しいです。
何かに依存している今は、孤独なのかもしれません。
変わりたい思い、こうなりたいと願う気持ちを持つことで、共に豊かな人生を歩んでいきませんか。
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