今日はギャンブルという手段について考えたいと思います。
Twitterで「ギャンブルをやりはじめたきっかけ」についてアンケートをとったことがあります。
僕は、「お金が欲しかったから」以外の項目に偏ると思っていました。
しかし、現実は20%の人が、お金を稼ぐためにギャンブルをやりはじめたようです。
ギャンブルをやっていくなかで、「お金を稼ぎたいから」やるという考えに変化したことはあるのですが、
それは、ギャンブルを辞めたくないからという理由が大きかったような気がします。
今回のことから、ギャンブルそのものの理解が進まないうちに依存症になってしまうケースが多いのではないかと考えました。
僕がギャンブルを辞められたきっかけの一つに「ギャンブルについて理解した」ということがあります。
そしてその理解と併せて、自分がどう付き合っていくかを考えました。
今までは漠然と、
「儲からない」
「辞められなくなる」
「うまくやれば投資にもなる」
と考えていましたが、理解はしていませんでした。
ギャンブルは胴元にお金が入り、その他を参加者で取り合うものです。
そのため、勝った人と負けた人がいます。
そして、胴元にお金が入っているので、その参加者の損益合計はマイナスになります。
誰かが勝っても、誰かが負ける。
お金を減らしながら参加者間を移動させているだけなのです。
ギャンブルを辞めるために重要なのは、正しい理解をした上での「自分のギャンブルの付き合い方」です。
理解した上で、ギャンブルは「投資」なのか「浪費」なのか考えてみてください。
答えはもちろん、「浪費」です。
浪費とは、お金を無駄に使うことです。
浪費自体が悪いわけではありません。
「お金を無駄に使っている」ことを知っているかが大切なのです。
僕は借金がありました。
借金があったにもかかわらず、「浪費」をたくさんしてしまっていたのです。
しかし、その時は「お金を稼ぐため」と考えてやっていました。
正しく知り、考えれば、やらないほうがいいことなど容易に分かったと思います。
ギャンブルが投資か浪費か自覚する。
これだけで「変わろう」という主体性が持てるかもしれません。
一度考えてみてください。
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