【ステップ②】ギャンブルはリアルを生きていない

クリックで応援お願いします→ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ギャンブル依存症へ

ギャンブル依存回復ステップ②衝動対策について、お話ししていきます。

お金を持たないなど、物理的な対策以外に「考え方を変える」という衝動対策もやっていきましょう!

 

衝動とは、その行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求です。

ギャンブル依存症の人はどうしてその衝動が起きるのでしょうか。

一番多い理由は「今やると勝てるかもしれないと思うから」だと思います。

 

 

ギャンブルをやっていた時は、いつも「もし」と考えていました。

 

もし今日勝てたら
もしあの台を打てていたら
もしあの時自分を信じて賭けていたら

 

たくさんの「もし」の中で生きていました。

ありもしなかった過去と見えるはずのない未来を見ていたのです。
それは、自分を追い込むことにもなります。

 

ギャンブルをやっている中で、「もし」と考えることは依存が強くなる可能性があります。
自分がやってきたこと、やりたかったことを自分なりの理由をつけてこだわってしまうのです。

そしてそれは「衝動」の原因になってしまいます。

  

「もし」にとらわれると、自分が納得のいく結果が出るまでそれを続けてしまいます。
しかし、納得のいく結果など出ることはないのです。

 

それでも、自分の都合のいいように解釈をしてギャンブルを続けてしまいます。


ギャンブルをやめるためには、「もし」ではなく、「今、ここ」のリアルを見つめる必要があると思います。

 

時には「もし」と考えることが大切な場合がありますが、
「もし」と考えていても、今を変えることはできません。

 

仮定の自分を考えていても、「今、ここ」のあなたに変化はないのです。

 

もしギャンブルを辞められたら・・・ではなく、辞めるために今どうするか。
もし今日勝てたら・・・ではなく、お金があればなにをしたいか具体的に考える。
あのときあの台に座っておけば・・・ではなく、今より最もいい方法を考える。

 


こう考えることで、今の自分を客観的に見られるようになります。
そして、今の自分にはギャンブルが必要ではないことに気付いていくのでしょう。

 

ギャンブルが必要でないことに気付いてからも「今、ここ」を考えることは大切です。

 

あのときギャンブルでたくさん失ったから、もしギャンブルをしなかったら・・・
こう考えることも多いでしょう。

 

しかし、やめようとしている今、できること、やっていることはたくさんあるはずです。
まずはそれに集中できるようにしましょう。

 

主体性をもって変わろうとしていることは、人生においてとても重要なことです。
自信を持ってそれをやっていくためには、「もし」と考えなくても大丈夫なはずです。

 

いいことも悪いこともすべて自分です。
「今自分がどうしたいか、なにをやっているか」が重要なのです。

 

また、他人が考える「もし」にも反応しなくても大丈夫です。

 

今からの人生を良くしていけばいいのです。
その言葉にとらわれる必要はありません。

 


今できるとこをやっていきましょう。
それには過去も未来も関係ありません。
幸せだと思う方向に進んでいくだけです。

 

少しずつでも、「今」が見えてくるようになればいいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました