【ステップ⑤】お金を返すこと

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依存症回復ステップ⑤まできたら、あとは自分の人生をいかに充実させるか考えましょう。

 

ギャンブルをやめて何ヶ月かたった頃、気持ちもお金も少し余裕ができているのではないでしょうか。

ここからは、ギャンブルに熱中しすぎて見えていなかったもの、ないがしろにしていたものについて考え、自分を取り戻して行きましょう。

 

 

ギャンブルをやっていた頃は、色々なところから借金していました。
消費者金融や親、友達からもなにかしら理由をつけて借りていました。

 

額も数千円から数十万とまちまちでしたが、返済はどんどん遅れていきました。

 

とにかくギャンブルを続けたい気持ちが強く、返済は余裕があるときだけしていました。
返済するときは、「返す」という気持ちよりも「とられる」という気持ちの方が強かったように思います。
それほど、自分のものと他人のものの境界線があいまいでした。

 


ギャンブルを辞めると決め、妻に金銭管理をお願いしたとき、妻が最初にしてくれたのが、お金を返すことでした。

 

消費者金融や親、友達に少しずつ返済しました。
友達には自分が忘れていたものや、おざなりにしていたもの、すべて調べて返してくれました。

 

返さなくてはとは思っていましたが、うまく向き合えていなかったのも事実です。
たくさん周りに悪い影響を与えたのに、それに向き合わなかった自分がいました。
ギャンブルをやめることと周りの人と向き合うことはセットである必要があると思います。
しかし、辞めると宣言したときにはそこまで考えることはできませんでした。

 


ギャンブルを辞める時には、これまで考えてこなかった「周りの人に与えた影響」
僕は、それと向き合う必要があったなと強く思います。

 

なぜなら、辞めた後に人間関係を作っていくのは、その周りの人たちだからです。
また、自分と他人の境界線に気付くためにも必要だと思います。

 


僕の場合は、周囲の人たちが優しかったこと、お金を返せたことから、今でもお金を借りた人とは仲良くしています。

 

自分のやってきたことに気付くためにも、いい人間関係をつくるためにも、お金を返すことは必要だったのだと感じました。

 


ギャンブル依存から回復するための一つのステップとして、「お金を返す」ことが必要です。

 

自分と他人の境界線を見ようとし、今度からお金を借りないようにする努力もするべきです。

 

自分のコントロールできる範囲は自分でやろうとすることも大切です。
お金をあまり持たずに生きていくこともその一つです。

 

お金を返せると、自分の自信にも繋がってくると思います。
返せるということは、返し終わったらお金も貯められますしね。

 

その頃には、信頼も貯めていけていると思います。

 


お金だけではなく、気持ちも返せるといいですね。

 

周りに与えた影響に向き合い、何かを変えそうとすること。
これを是非やってみてください。

 

良い人間関係は、豊かな人生に繋がります。

一歩ずつ進んで行きましょう。

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