ギャンブルを辞めようと考えた時に、すぐに辞められる人はほとんどいません。
突然「やらない」と決めても、少しだけならいいかなと考えてしまいます。
有馬記念だけは特別だから
1円パチンコならお金があまり減らないから
賭けずに観戦するだけならスポーツと同じだから
色々な理由をつけてギャンブルをやってしまいます。
ギャンブルを本当に辞めたいなら、やりたいことを許すのではなく、やりたいことこそ厳しく辞めていくことが必要だと考えています。
例えば、競馬ファンにとって有馬記念は特別なレースです。
競艇の賞金王でも競輪のグランプリでもいいでしょう。
このレースを賭けたい、観戦したい人はたくさんいます。
普段ギャンブルをやらない人まで注目するくらいです。
ギャンブルを辞めると決心した今、有馬記念だけは絶対やらないという選択ができるといいなと思います。
これだけはやりたいという気持ちは、自分が一番こだわっているところです。
そこを許しているうちは辞めることができないと思います。
これは、1円パチンコでも同じです。
4円パチンコが辞められるのは、負けた時にダメージが大きいからです。
1円パチンコは絶対やらないと決意したときが「自分にとって辞める意味」について考えられるときだと思います。
また、賭けずに観戦する、パチンコの動画を観るなど、お金を使わずギャンブルに関わる場合があります。
お金を使わないからいいと思えますが、未だギャンブル中心の考え方なのでそう感じるのでしょう。
ギャンブルをやりたい、お金は使わないようにしたいという気持ちの落としどころとしてそういう選択をする方も多くいます。
この考え方は、やめて何をするか、何のために辞めるかまで考えられていないと思います。
信用を積み重ね、ギャンブルをやらなくなった結果、
やっぱりギャンブルに関わりたい、ギャンブルを観ることにしか楽しみを感じないと思った時は、競馬観戦やパチンコの動画をみることなどやってもいいと思います。
ギャンブル依存でなくても、競馬観戦が好きな人はいます。
それでも、自分がどうして辞めたいと考えたかということは常に心に置いていた方がいいと思います。
自分がこだわっていることが我慢できれば、きっとギャンブルに対して興味は薄れるでしょう。
あんなに競馬が好きだったのに有馬記念を観てないの??と思われるかもしれません。
有馬記念もできていないのに、このレースには賭けるのかと考えるかもしれません。
それでいいんです。
次の年にはパチンコや競馬の状態が分からなくなっているかもしれません。
分からないものには手を出しづらいですから、よりやらなくなると思います。
とにかく辞めたい!と考えている方は、一番やりたいことだけを我慢してみてください。
きっと気持ちにも変化があると思いますよ。
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