お金がないとギャンブルは続けることができません。
しかし、ギャンブル依存になると、お金がなくても無理矢理お金を作ってギャンブルをやってしまいます。
自分の限界まで、いや、限界以上にギャンブルをやってしまうのです。
そのときは、とにかく「ギャンブルをやること」についてしか考えていません。
とにかくギャンブルができればいいのです。
普段ならやりたくないこと、やってはいけないと思っていることも平気でできてしまいます。
自分のためならやってしまうのです。
こうしてギャンブル依存になった人は信用を失います。
それは、何よりも誰よりも自分中心に生きている人だからこそ訪れる結果でしょう。
信用がなくなったと感じたとき、信用を取り戻さなくてはいけません。
信用は積み重ねられるものです。
信用が無くなったから関係を切ろうと思うより、取り戻す努力をしてみてください。
それは、周りの人を大切にすることだと思いますし、自分と向き合うことにも繋がります。
信用の積み重ね方を考えていきましょう。
まず、「約束を守る」ことをしなければなりません。
相手との約束はもちろん、自分との約束も守ります。
相手も自分も大切にする強い意志が必要です。
また、自分の気持ちを話すことも大切です。
自分がどう思っているか、何を考えているか、どう感じているか。
正直に伝えていいと思います。
そして、相手の気持ちも聞きましょう。
それが対話としてコミュニケーションの基本になってきます。
僕も信用が無くなったとき、これから何をするか考え、伝えました。
そして、それをやり続けました。
時々やりたくなかったり、続けられないと感じたりするときもありました。
その時は、気持ちを正直に話しました。
最初は、誤解やすれ違い、思い込みもあり、困ってしまうこともあると思います。
自分は頑張っているのに分かってもらえないと感じるときもあるでしょう。
それでも、自分が変わって行く必要があります。
険しい道ですが、幸せに繋がる道です。
約束を守ること、対話を大切にすることを意識してみてください。
今は苦しいかもしれませんが、後々楽になってくると思います。
信用がない今、孤独だと思います。
信用されないなら、もうどうなってもいいと考えてしまうかもしれません。
僕の考える依存症回復ステップを積み重ねることができれば、少しずつ変わってきます。
①辞めたいという意思が伝わり
②ギャンブルをやらないようになり
③自分のことが分かって
④自分の好きなことをして生きていけるようになる
⑤周りの人も大切にしていると感じてもらえれば
その時は、信用が回復していると思います。
まずは、①から初めてみましょう。
最初は、周りのことより自分の回復、充実に集中してください。
きっと見てくれている人はいるはずですよ。
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