僕は衝動の対策として、「やらない強い意志をもつこと」と「お金を持たないこと」この2つを意識していました。
僕はこのやりかたでギャンブルから離れることができましたが、今回は別の方法も考えてみたいと思います。
まず、今自分がギャンブルをやるとしたらどんな行動をするか考えてみてください。
何時に家をでるか、どこに行くか、どの道で行くかを考えましょう。
僕がパチンコに行く場合、いつも行っているホールに行きます。
妻がいない時間に家をでて、途中のコンビニでお金を下ろします。
通るルートはいつも同じです。
ギャンブルに行く場合、いつも同じ行動をとっていると思います。
「初めてのホールに行ってみるか!」「やったことないけど競輪をしてみよう」
そう思う人はほとんどいないはずです。
新しいことに手を出す楽しみもありますが、それはギャンブルにどっぷりとハマっているときだけです。
スリップするときは、パターンが決まっていると思います。
この行動パターンすべてに対策ができると考えました。
○時間
ギャンブルに行きたくなる時間、つまりひとりになる時間があらかじめ分かっている場合は、予定を入れておきましょう。
○ルート
いつも通る道は迂回できるなら迂回路を「いつも通る道」として使ってください。
○コンビニ
コンビニのATMは使わないというルールを作りましょう。
銀行ATMのみ使用します。
また、ギャンブルに行く前に寄るコンビニには行かないようにします。
○逃げ道
どうしても行きたくなったら、目的地の間にある商業施設を逃げ道として考えておきましょう。
カラオケ店やネットカフェ、温泉施設、映画館等、時間をつぶせるところがいいですね。
ギャンブルをやりに向かってしまっている自分がいたら、まずはそこに逃げ込みましょう。
パチンコ屋、場外馬券場などネット以外のギャンブルには有効な手段だと思います。
こういった細かな対策やルールを作っておくことで、衝動の対策をしていくのもひとつの方法だと思います。
しかし、この対策をした過ごし方を考えるとあまりにも不自然です。
衝動に対する自分の気持ちが落ち着いた頃、対策やルールで自分を縛らなくても、「ギャンブルをやらない」という選択ができるようになるといいですね。
どうしてもギャンブルをしてしまい苦しいという方は、是非試してみてください。
まず必要なのは、ギャンブルから離れることです。
ギャンブルから離れられると色々なことを考えることができます。
ギャンブル以外のことを考え大切にできたとき、少しずつ気持ちが楽になっていくでしょう。
とりあえず、そこを目指して衝動の対策をしてみませんか。
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