一回ギャンブルのやり方を覚えてしまうと、いつでも簡単にギャンブルができる世界にいます。
それは、アルコールやスマホ依存症も同じで、方法さえ知っていればそれを手にしてしまいます。
大人になるとほとんどのことが自由になりますよね。
ある程度のお金さえあればなんでもできてしまいます。
時間も自由に使えますね。
夜遅くまでゲームをしたり、好きなものを買ったりと子どもの頃は自由にできなかったことができてしまいます。
これはまだライトな例で、犯罪行為もまた簡単にできてしまいます。
できることと、実際やることには大きな差があります。
簡単にできることでも、それをやるリスクやコストを考えると「やらない」という選択肢をとる人がほとんどなのです。
それをやったらどうなるのか、自分の気持ちはどうか、後悔しないかなど自分の背景や今後の人生を考えて物事を選択します。
普段はそれが当たり前にできていると思います。
もう少し寝たいからといって会社は休まないと思いますし、車が欲しいからといって人の車は奪わないでしょう。
そんな当たり前の判断をギャンブルでは見失うのです。
「もしギャンブルをやったら」ということを考えなければいけません。
それも強い衝動があるような興奮状態のときではなく、気持ちが落ち着いているときに考える必要があります。
気持ちが落ち着いているときには「辞めた方がいいな」「やってもお金が減っていくだけだ」そう考えられると思います。
それが自分にとっての正常な判断だと思います。
この判断を大切にしてください。
興奮状態のときにはそれを考えられないかもしれませんが、自分の気持ちは辞めたいと思っているということを知ってください。
興奮状態のときは、衝動対策を行うことでスリップを防ぎましょう。
防げたら、好きなことをする、寝る、お風呂に入るなどをして興奮状態を落ち着かせましょう。
普段の自分に戻る必要があります。
興奮状態では正常な判断はできません。
ギャンブル中は常に脳が興奮状態にあります。
一旦落ち着きましょう。
自分の状態を意識することも大切ですね。
落ち着いているとき以外は意思決定をすることは避けた方がいいかもしれません。
まずは一度、ギャンブルをする自分について考え、自分の本当の気持ちを知ってください。
そして、衝動対策をしましょう。
衝動対策についてはこちらを参考にしてください。

自分の事を知るとまたひとつ回復が進みます!
一歩ずつ進んでいきましょう。
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