なんでもギャンブルのせいにしてない?

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ギャンブル依存症は大きな問題です。

長年悩んでいる方は、たくさんの時間を無駄にしたと考えるでしょう。

お金を失い、借金問題に困っている方もいます。

 

 

それでも僕は、自分の困り感をギャンブルのせいにしてはいけないと考えています。

一度ギャンブルに依存してしまうと、完治することはありません。

常にギャンブルにはまりこむ可能性がありますし、衝動の対策も必要になるでしょう。

 

「パチンコ屋があるからいけないんだ」

 

という考えになってしまうのもよく分かります。

依存対象が目の前になければそれに依存することはありませんからね。

 

しかし、もし依存対象がなくなっても何か別のものに依存するだけだと思います。

なぜなら、依存した理由が解消されていないからです。

 

ギャンブルがなくなっても別のことで楽にお金を稼ごうとするでしょう。

楽しみを求め、ゲームに依存するかもしれません。

嫌なことから逃げたい人はアルコールに依存するかもしれませんね。

 

ひとつ楽しみがなくなったから、別の趣味を見つけよう!と考えられる人は依存していないと思います。

ギャンブルは、自分の困り感を薄めてくれます。

実際は、たくさん問題を増やしているのですが、やっているときはとにかくギャンブルにしか集中しなくてもいいのです。

 

ギャンブルが悪かどうかよりも、自分の人生について考えましょう。

ギャンブルがたとえ悪でも自分が依存してしまっていることに変わりはありません。

依存症者が増えないためにもなくさなければいけないと考えるのもわかります。

 

それでも、自分の回復が先なのです。

自分がどうして依存してしまったか。

なにを求めていたのか。

考え方がどう変わっていったのかを考えましょう。

 

ギャンブルに注目するのではなく、自分に注目するのです。

問題が起きた時に自分自身と向き合ってみる。

これが依存症から回復するということです。

 

このことは、ギャンブル依存以外の問題でも言えるでしょう。

目の前になにか問題が起きた場合、まず自分自身に何ができるかを考える方が良い結果を生みます。

問題が起きたことに注目するのではなく、どうして問題が起きたか、これから自分はどうすればいいかを考えます。

 

悪いのはギャンブルでも自分でもありません。

大切なのはこれからどうしたいか、どうするかです。

まずは、自分と向き合い、考えてみませんか。

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