ギャンブルのことしか考えていなかった時代

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僕の場合、ギャンブルを初めて早い段階からギャンブル中心の生活でした。

 

 

大学生という時間がたくさんある中でパチンコと出会ったのもひとつの原因ですが、一回行ってからは「次いつ行く??」ということばかり考えていました。

 

行けば行くほどパチンコのことが理解でき、面白さがわかってきました。

お金もある程度あったので、毎日ギャンブルができたこともハマる要因になったと思います。

いつごろからか大学に行かずに、毎日パチンコ屋に行くようになりました。

 

お金もほとんどギャンブルに使います。

もともと物欲が少ないのと食欲があまりなかったので、生活費のほとんどをギャンブルに使いました。

 

こんな生活が10数年続きました。

 

途中借金問題や大学中退などたくさんの問題ごとがありましたが、「ギャンブルをやめよう」という主体的な気持ちはでてこなかったです。

困ったことに、いつも「どうすればギャンブルをしながら生活ができるか」ということを考えていました。

彼女ができても、結婚してもこの気持ちはあまり変わりませんでした。

 

「辞めなくては」と思っていましたが、どうしたら辞められるか、何のためにやめるか考えていなかったと思います。

自分の人生について深く考えず「なんとかなる」といつも思っていました。

 

「なんとかならない」と感じたのは、妻にギャンブルをやっていることがバレ、離婚直前まで行った時です。

妻と仲良く暮らしたい、一緒にいたいのに、行動は真逆のことをします。

気持ちと行動の違いを考えたとき、「コントロールできない」と感じました。

 

常にコントロールできていませんでしたが、これまでは自分の意志でギャンブルをしていると思っていましたので、「コントロールできない」とは考えていませんでした。

ギャンブルをやめようと考えたとき、これまでボヤっと考えていた「これからの人生」が少しくっきり見えてきました。

見ようとしていなかった未来をはっきり見ようとしたのです。

 

自分の望んでいる未来を考えることができれば、「今、なにをすればいいか」もわかってきました。

幸運なことに、僕は勉強が好きだったので、たくさん本を読み、自分の人生についてより深く考えることができました。

これまでギャンブルで見えなかったものがたくさん見え、ギャンブルをやめた1年間で考え方が大きく変わりました。

 

今は自分を含めた家族中心の人生を送っています。

家族が笑顔で過ごせるように考えます。

自分の幸せが家族の幸せになるなら喜んでそれをします。

 

今、僕の人生においてギャンブルは必要ありません。

自分の幸せにも家族の幸せにもならないからです。

 

ギャンブルから離れようとするとき、どんな風に生きたいか考えてみてください。

考えた生き方を元に、「今なにをやるか」考えます。

この積み重ねが「ギャンブルをやらない」ということにつながると思います。

少しずつでも大丈夫です。進んでいきましょう。

 

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