ギャンブルに依存し始め、十年ほど毎日ギャンブルをやっていました。
ギャンブルをやり続けるにはお金が必要です。
お金がなくなると、金融機関や友達、親に借金しながらギャンブルを続ける人が多いでしょう。
ギャンブルに完全に依存しており、自身でのコントロールができない状態なのです。
僕が、唯一ギャンブルをしなくなったときは、お金がなくなったときでした。
お金を借りることもできず、次の給料日までどう頑張ってもお金をつくることができなくなったとき、ギャンブルをやりませんでした。
お金がなくなり、ギャンブルをやれなくなる水準は人それぞれで、
貯金がなくなったら辞める人
お金を借りてギャンブルをやる人
自身の持ち物を売ってギャンブルをやる人
人のものを売ったりだましたりしてギャンブルをやる人
考え方や環境によって人それぞれの判断をします。
依存の問題が深ければ深いほど、なりふり構わずギャンブルを続けようとし、他人に迷惑をかけてしまいます。
僕がギャンブル依存からの回復にするにあたって強く意識している事があります。
それは、他人に不利益なことはやらないということです。
ギャンブルの問題はお金が大きく関わってきます。
お金を返すためにとれる手段はたくさんあります。
人をだましたり、ごまかしたりして稼ごうとすると、誠実に地道に稼ぐよりも早くたくさん稼げます。
それでも、僕はその手法を選択しません。
ギャンブルは、他人とのお金の奪い合いです。
自分が勝っていたら誰かが負けています。
みんなが勝てる、喜ぶなんてことはありません。
僕は、この考え方や環境から抜け出したいと強く考え、回復に臨んでいます。
お金を稼ぐとき、人と関わるときは、まず自分が楽しいか、幸せになるかを考えます。
次に、それが、周囲の人の喜びや幸せに繋がるかを考えます。
以前はたくさんお金を稼いだ方が人生が楽しいと思っていましたが、今では自分や周囲の人が喜ぶことで少しだけでも収益を上げることが楽しく感じます。
短期的に稼げる、楽しいはギャンブルの特徴です。
それを好み、喜んでいるうちはギャンブル依存から抜けられないと考えています。
長期的に収益をあげることができる、楽しい状態が長く続くような手法こそ、ギャンブルから離れたお金の稼ぎ方なのではないでしょうか。
ギャンブルの思考から離れ、回復の道を進みましょう。
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