悪化の防止、のめり込まないために

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ギャンブル依存からの回復を目指していても、失敗してしまうことは度々あります。

ギャンブルを辞めると決心しても、次の日にはギャンブルをやりたい衝動がくるかもしれません。

TVや街中でギャンブルの情報を見たときに、少しならいいかと考えてしまうかも知れません。

用事があり、不意にお金を持ったときに「後で補填すれば・・・」とパチンコ屋に向かってしまうかもしれません。

衝動対策を完璧にするのは難しく、回復に取り組み始めの頃はまだ衝動の回避方法が分かっていないと思います。

長年辞め続けている人も、「もう大丈夫」と思い込むと、またギャンブルにのめり込んでしまう可能性があります。

 

重要なのは、「回復し続けること」です。

失敗したら、より強い衝動対策をします。

 

1万円持っていてギャンブルをしたのなら、5000円しか持たないようにしましょう。

キャッシュカードで引き落としてしまうなら、カードを誰かに預けましょう。

美容室や病院など、大きな現金が必要な時は、誰か他の人と行ったり、キャッシュレス決済ができる場所を選んだりしましょう。

 

また、回復のための考え方は常に持っておくようにします。

どうしてギャンブルを辞めたいと思ったかを考え、それに沿って回復に取り組みます。

 

家族が大切なら、家族との時間や思いを大切にします。

ギャンブルをすることで、家族に嫌な思いをさせてしまう、ギャンブルに使う時間があるなら家族と話したり、家族が喜ぶことをしたりする方が良いと考え、行動します。

 

お金が大切なら、収入を上げ、支出を下げることに取り組みます。

利息がかかる借金は返し、仕事のスキルアップや転職活動を行います。

悪い浪費はしないようにし、本当に自分が望むものにお金を使います。

ギャンブルは浪費ですので、ギャンブルにお金は使いません。

 

このように、「どうしてギャンブルを辞めたいと思ったか」に焦点を当てて回復し続けることで、のめり込みや悪化を防ぐことができます。

常に「ギャンブルを辞めるんだ」とだけ考えていると、緊張の糸が切れたとき、ギャンブルの楽しさに溺れてしまいます。

ちゃんと辞める理由があり、人生を良くするために取り組んでいるのだという自覚を持ち、回復をしていくことが大切です。

ギャンブル依存症は完治しません。

回復の最中にはたくさん失敗すると思います。

だからこそ、日々良くしていく視点やのめり込まない工夫が大切なのです。

衝動に負けても、諦める必要はありませんよ。

ギャンブルを辞めると決心した理由を大切にし、そこに向かって日々アップデートしながら進んでいきましょう。


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