ギャンブルをやってしまうとき

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ギャンブル依存症になり、回復に取り組むも、衝動との戦いに苦戦する人が多いのではないでしょうか。

どうしてもギャンブルがやりたくなり、自分がコントロールできない状態ですので、それを止めるのには難しさがあります。

 

「気付いたらギャンブルをやっていた」と思う人もいると思います。

しかし、ギャンブルをやるためにはたくさんの工程を踏まなくてはいけません。

コントロールできていない状況ですが、そのたくさんの工程をクリアしていって初めて「ギャンブルをしている」という状況になるのです。

「ギャンブルをやりたい」→「ギャンブルをやってしまった」という単純な行動ではありません。

 

パチンコなら、「やりたい」と思ってから、お店を決め、お金を下ろし、パチンコ屋まで移動して、入店し、台を選び、サンドにお金をいれ、ハンドルを回す。

競馬なら、サイトにログインし(競馬場に行き)、予想、資金振り分けを考えて、記入し、購入する。

 

これだけの工程があるのですから、突然ギャンブルを始めることはできません。

このたくさんの壁を突破し、ギャンブルをやっているのです。

まずは、自分がギャンブルにいく時の行動を考えてみてください。

その最初をやらないように気をつけることが、スリップを防ぐことにも繋がります。

お店を決める時点で思い直し、ギャンブルに行かない選択をするということです。

パチンコ屋に入る選択までしてしまうと、そこから止めるのは難しくなってきますからね。

ただ、そこで気付き、辞める勇気も必要だと思います。

自動的にギャンブルをしている訳ではなく、能動的に工程を進んでいるのです。

そのどれかで自分との約束を思い出せるといいと思います。

 

また、この工程を増やすことは衝動対策になり得ます。

お金を持っておかない、1人の休日には車に乗らないなど、工程が増えるようにしておくと、そのどれかがストッパーになるかもしれません。

会員登録が必要なものがあれば、退会しておく、口座が必要であれば解約しておくこともできるでしょう。

これらをまたやり直すとき、手間がかかるので面倒だと思うかもしれませんね。

これらのことをすることによって、工程を煩わしいと感じたり、時間がかかる間に自分がやろうとしていることに気付ける可能性があります。

一度「ギャンブルをしたい!!」という状態になると、そこから抜け出すことは難しいと思いますが、それぞれの工程を意識することで、止められるかもしれません。

まずは、自分のパターンを把握してみてください。

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