ギャンブル依存症の人の中では、ギャンブルをやるときには際限なくお金を使ってしまいますが、生活費や欲しいものにはあまりお金を使えないという人が多いのではないでしょうか。
ギャンブルのための数万円はケチりませんが、日用品の数百円は悩んでしまうという話はよく聞きます。
僕は、ギャンブルを辞めたとき、できるだけ自分のためにお金を使うことを大切にしてきました。
ギャンブルを辞めたときは、借金があったので無駄遣いはできません。
しかし、倹約をしすぎてストレスを貯めてしまってもいけません。
お金を使いながらも、無駄なことには使わないバランス感が大切なのだと思います。
お金は、自分の好きなもの、やりたいことに使うといいですよ。
それも、「本当に」好きなもの、やりたいことに、です。
他人から良く思われたいから、お金を儲けたいからという理由でお金を使うのでは無く、自分の価値観に沿ったものにお金を使います。
友達との時間や旅行、プレゼントに使えるとより幸せを感じられるかもしれません。
お金が無い中であれば、節約した方が良い場面ではありますが、これからギャンブル以外にお金を使っていかなくてはいけません。
ギャンブルという手段でお金を増やすことを諦め、ギャンブル以外のことにお金を使い始めたとき、「お金」という縛りから少し逃れられると思います。
僕は自己投資にもなり、趣味にもなる本にはお金を惜しみませんでした。
お金を好きなことに使えるようになったとき、お金を増やしたいという執着は無くなっていました。
お金を増やさなくても、自分の欲しいものが手に入るからです。
無理してギャンブルをしなくてもいいですし、勝つか負けるかで支払いができるかの勝負をしなくてもかまいません。
苦しまなくても生活できますし、自分の好きなことだけに集中することができます。
ギャンブルを諦め、ギャンブル以外にお金を使うと人生が大きく変わってきました。
もう無理に増やさなくてもいいのです。
このレース、この台を打たないともったいないと思わなくてもいいのです。
増やすことよりも、どうお金を使うか考えることも大切です。
お金が足りないのであれば、収入と支出を見直す必要があります。
本当は、ギャンブルでは無く、自身の収入と支出でバランスをとるべきなのです。
ギャンブルを辞める時、お金の問題も考えないといけません。
本当に好きなこと、やりたいことにお金を使うことを練習してみましょう。
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