僕がギャンブルを辞めたのは、妻と今後も一緒に生きていたかったからです。
ギャンブルを辞めようと思っても、なかなか行動には移せませんでした。
嘘をついてギャンブルをやることもありました。
それでも、支えてくれ、一緒にいてくれたからこそ、心から「辞める」と思えました。
ある日、妻と喧嘩をしました。
精神的に疲れていたのもありますが、「ギャンブルをやろうかな」と考えてしまいました。
復讐として「ギャンブル」を選んでしまっていたのでしょう。
「妻と一緒にいたいからギャンブルはやらない」と決めた反面、それがどうでも良くなったときに「ギャンブル」という言葉が浮かんできます。
その時、まだまだ自分にとってギャンブルが復讐の道具になっていることを実感しました。
そういう復讐の無意味さや、自分の人生のことを考え、ギャンブルをやるという手段はとりませんでしたが、自分の人生の中心にまだギャンブルがあることが分かりました。
数年前までギャンブルは自分にとって大きな存在でした。
だからこそ、何かがあるとギャンブルにつなげようとします。
お金がないことも、ストレスも、楽しみも全てギャンブルをやる理由になってしまいます。
スリップするとき、無理矢理ギャンブルにつなげてしまっている自分がいます。
妻と喧嘩したこととギャンブルをすることは別なはずです。
それを「ギャンブルをしようかな」と考えてしまうのです。
ギャンブルが人生の中心にあるわけではありません。
色々な手段がある中で、ギャンブルを選ぶ必要はないと思います。
それでも選ぼうとしてしまうのは、依存症だからかもしれませんが、少しずつ手段を増やしていくことで予防できます。
どんな状況でも、自信を持ってギャンブル以外を選べるようにこれからも回復していきます。
コメント