ギャンブルを辞めるとたくさん時間ができると思います。
これまで何時間もギャンブルに費やしてきたのだから当然かも知れません。
僕も休みは朝から夜までギャンブルをやっていましたし、ネット投票をしているときは深夜まで続きました。
この時間を他のことに充てられるのですから、何をやるかが重要です。
最初は、何をやってもいいと思います。
自分が良いと思えるものに挑戦してみるといいですよ。
趣味でも、自助グループへの参加でも、自己投資でも、とにかくやってみることが大切です。
その間にスリップしてもいいと思っています。
ギャンブル以外をやる時間を増やしていければ、まずはそれで良いのです。
ギャンブル以外の経験を増やしていくこと、そしてそこで肯定的な経験をすることが大切だと思っています。
ギャンブルをやっていても、良い経験はできません。
勝つことが自分を肯定してくれる感覚にもなりますが、ギャンブル依存の問題を抱えている人は、その段階はもう過ぎているでしょう。
ギャンブルで肯定的な経験ができない今、他の事に移っていくチャンスなのです。
衝動対策を強め、ギャンブル以外のことをやっていくと、きっと心が満たされるものに出会えると思います。
それほど、世の中には様々な手段があるのです。
お金を増やすことでも、ストレスを解消することでも、楽しむことでも、たくさんの手段が存在します。
その中で、「自分が良いと思ったもの」を選んでみましょう。
周りの人がやっている方法の真似をしてもいいかもしれませんね。
合わなければやめてもいいです。
その経験も自分にとって良いものとなるでしょう。
色んな経験をしていく中で、自分の事が見えてくるかもしれません。
自分が良いと思っていることと、ギャンブルへの衝動の矛盾に悩む人もいます。
それでも、自分が目指したい方向を向き、自分が良いと思うことを続けることによって、また良い経験ができると思います。
失敗しても、目指す方向が定まっていて、自分にとって良いことをしようとする気持ちがあれば、自分の選択に納得できます。
納得感のある生活は、ギャンブル依存症からの回復の取り組みで目指して行くところだと思います。
ギャンブルを辞めたい自分も、ギャンブルをやりたい自分も、
1人になりたい自分も、仲間と一緒にいたい自分も、
どれも自分です。
自分にとって心地の良い経験ができる場所に、気持ちを持っていきたいですね。
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