ギャンブルを辞めると決心しても、どうしてもギャンブルをやりたくなってしまいます。
これからどう生きたいか考え、それに沿っていきたいと考えていてもそうはいきません。
それほどギャンブルの衝動は強いのです。
ギャンブルを辞めると決めたとき、まず衝動対策をしましょう。
失敗することもありますが、まずは、ギャンブルから離れることが大切なのです。
ギャンブルを辞めてからは、自分と向き合う時間も必要でしょう。
そこで自由にギャンブルに行ってしまうと、自分の覚悟は崩れていきます。
自信もなくなりますよね。
衝動対策としては、いくつか考えられるでしょう。
・お金を持たない
・予定を立てる
・情報の規制
・ネット投票対策
これらのことをやっていきます。
・お金を持たない
これがもっとも効果の高い衝動対策でしょう。
お金を持たない限り、パチンコ・スロットはできません。
日常生活でお金が必要なこともありますが、キャッシュレス決済などをうまく使いながら、生活していけるといいと思います。
キャッシュカードを信頼できる人に預けるのもひとつの方法ですね。
「とにかく余分なお金はもたないこと」
これにつきると思います。
・予定を立てる
ギャンブルをやらない時間をどう埋めるか考えなくてはいけません。
隙間時間ができると、ギャンブルのことを考えてしまう人が多いと思います。
趣味が無くても、運動や掃除など、簡単なことをやってみてください。
よく寝ることやゆっくりお風呂に入ることなど、自分を整えるものもいいですね。
友達と食事や遊ぶ予定を立てられる人は、是非連絡を取ってみてください。
・情報の規制
ギャンブルをやっている時には、たくさんの情報がスマホにあります。
youtubeや画像、広告など、ギャンブルに関する情報を遮断しましょう。
また、パチンコ屋の前を通らない、TVCMを観ないなど、自分に合わせて対策します。
ギャンブルをやりたい気持ちにならないためにも、視覚情報をコントロールします。
・ネット投票対策
公営競技など、ネット投票をされている方は比較的簡単にギャンブルができてしまいます。
公営競技の投票サイトの退会はもちろん最優先です。
ネット銀行など、これまでネット投票に使っていた口座からお金を移すことも必要です。
簡単にできるギャンブルだからこそ、強い対策をとりましょう。
このような衝動対策をとっていると、すぐにはギャンブルができないと思います。
それでも、強い衝動がくれば「なんとかしてギャンブルをやってやろう」と思ってしまうのも依存症です。
スリップしたら、また衝動対策を見直します。
お金を持ちすぎているのか、投票サイトの退会では弱いのか、情報をもう少し遮断しないといけないのか、その時の状況に応じて対策を強めていきましょう。
ギャンブル依存症からの回復のメインは「ギャンブルを辞めること」ではないと思っていますが、それでも一度ギャンブルから離れることが大切だと思っています。
まずは、衝動対策から始めてみませんか。
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