情報社会に生きている以上、ギャンブルの情報を完全に遮断することは難しいでしょう。
コンビニに行けば、競馬新聞があります。スポーツ紙を読んでいても公営競技の情報が入っています。
スマホにも公営競技に関する広告がでてくることは多いでしょう。
また、動画サイトやニュース、TVCMでもギャンブルについてのものは多くあります。
店頭のポスターも見てしまいますよね。
こんなに情報が溢れた社会で、自分が見たくないものも見てしまいます。
これはある程度仕方の無いことかもしれませんが、のめり込む可能性がある人はできるだけ避けた方がいいでしょう。
衝動対策を徹底してればやらないと思いますが、苦しくなってしまいます。
このようなとき、「ギャンブルに対する執着をどれくらい捨てられているか」が大切なのだと思います。
ギャンブルに対する執着とは、自分の手法を試したい、予想と結果が合っているか知りたい、自分がどれくらい儲けられるか試したいという思いです。
「こういうものが好きだったな」程度で考えられればいいのですが、「やっぱりこの馬がくるんだな」とか「このスペックならお金が増えそうだな」と考え始めるとのめり込んでしまうきっかけになるでしょう。
ギャンブルを悪い浪費と考え、「お金を貯めたいからやらない」を貫いたり、当たるまでや予想時間に時間がかかるから「もっと自分にとって良いことに時間を使いたい」と考えるのならば、自制ができるかもしれません。
ギャンブルをやりたくなることはあると思います。
そんなとき、ギャンブルをやりたくなる理由を考えなくてはいけません。
お金が欲しいのか
ギャンブルが懐かしく、楽しい思いをしたいのか
まだ執着を捨て切れていないのか
これからの選択に関わる重大なことです。
よく考えてみましょう。
お金が必要であれば、副業をしたり、生活費を下げたりする方が効果は高いでしょう。
支払いができないのなら、それを正直に話すのも必要かもしれません。
ギャンブルを楽しみたいのなら、それはそれでいいと思います。
しかし、失われるお金と時間を許容できるかを考えなくてはいけないでしょう。
また、負けた時、楽しみたかったのに苦しくなっただけという結果になる可能性があることも知っておく必要があります。
自分の手法や能力を試したい人は、要注意です。
今後もスリップしてしまう可能性は高いでしょう。
ギャンブルを辞めるためにも、それらを手放さなくてはいけません。
ギャンブルをやりたくなったとき、どうしてやりたいと思ったのか、考えてみてください。
回復を進めていくヒントはきっとそこにあると思います。
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