ギャンブルをやっているときは、常にギャンブルをやることしか頭になかったと思います。
仕事とギャンブルの繰り返しで、食事も適当にすませます。
家はゴミ屋敷のような状態。借金返済の督促状もたまっていました。
さすがにそんな状態はやばいと考え、結婚を機に自分を整えることを決意しました。
それでもギャンブルに依存しているわけですから、そんなに簡単にギャンブルは辞められません。
家族ができても、やはりギャンブルのことばかり考えてしまいます。
ギャンブルのことばかり考えるということは、それ以外のことをあまり考えないということです。
家事はある程度やっていましたが、目を向けるべき事はたくさんありました。
家庭の事をあまり見ず、人間関係も深く築こうとしていない状態で結婚生活がうまくいくわけもありません。
ギャンブル依存症の弊害はこういうところにありました。
ギャンブルを辞めてから、自分や身の回りのことを整えることを意識しました。
まずは持ち物を減らしました。
ごちゃごちゃしている部屋では、頭の中も整理できません。
これからギャンブルに関するものを手放していかなければいけないと感じ、自分にほんと王に必要なものだけ残すようにしました。
また、食事・睡眠の質を上げました。
食事は栄養価を考えながら、食べるものを選びます。
友達や家族とできるだけ食事をすることも良かったと思います。
睡眠も大切です。
睡眠時間が短いと正常な判断はできません。
最低でも7時間は寝られるように予定の調整をします。
このように自分や身の回りが整うこと、自分にとって良いと思うことをたくさんやっていきました。
これらのことをするためには、ギャンブル以外に時間を使わなくてはいけません。
これまでギャンブルに使っていた時間とお金を自分に使い始めるきっかけになると思います。
ギャンブル依存症からの回復を目指していてもすぐにギャンブルが辞められるわけではありません。
衝動に負けてしまうときもあるでしょう。
それでも、自分にとって良いことをするために時間とお金をかけることをやっていく必要があるでしょう。
それがギャンブル依存症からの回復なのだと思います。
自分にとって良いことを積み重ねたとき、ギャンブルから離れられている、そんな状態を目指していきましょう。
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