ギャンブルをやっているときは、ギャンブルが人生の中心でした。
いつもギャンブルの事ばかり考えてしまいます。
時には、食事や睡眠をおろそかにしてまでもギャンブルをやっていました。
「ギャンブルをしなければ生活は成り立たない」そう考えるほど、自分の生活の中心になっていました。
しかし、ギャンブルにハマるまではもちろんギャンブルをやったことはありませんでした。
ギャンブルをやらなくても生きていけました。
毎日を楽しむこともできていました。
ギャンブルを覚え、ハマったときから、ギャンブルなしではストレスも発散できないし、楽しみも見つけられなくなりました。
ギャンブルは自分にとってどんな良いことをもたらしてくれるのでしょうか。
きっと、ギャンブルが無くても死なないはずです。
それは、これまで生きてきた過程が証明していると思います。
ギャンブル依存症からの回復は、ひとつの「生き直し」だと思っています。
依存症の脳ができあがり、もう完治することはありません。
再度ギャンブルをやってしまったら、またのめり込むでしょう。
しかし、ギャンブルを知る前のように、毎日をギャンブルに頼らないで楽しむことができます。
お金に困らない日々を過ごすことができます。
ギャンブルの無い生活を再度作りあげることが、これからやっていくことなのです。
その中で、自分が納得できる生活を送っていけるといいですね。
ギャンブル依存症になったのを悔やんでも仕方ありません。
依存症になったからこそ気付いたことも多いはずです。
自分の弱さを認められる人はそう多くないと思います。
依存症からの回復を目指しているあなたは、すでに自分の弱さを知っているのではないでしょうか。
ここからは、「生き直し」です。
自分が幸せになるために、自分にとって良いことをしていきましょう。
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