感じることの大切さ

依存症からの回復には、じっくり取り組む必要があると思っています。

ギャンブルを辞めると決意しても、すぐに考え方や生活が変わるわけではありません。

ギャンブルをやりたい気持ちや未練がある人も多いでしょう。

そんな中「ギャンブルはもう辞めた！」と言い張っていても、中身はそれほど変わっていません。

　

ギャンブル依存症から回復するとき、新しい趣味を見つけたり、これからどう生きたいか考えたりする必要があると思います。

ギャンブルを辞めることでたくさんの時間ができるので、これからの過ごし方を見つけていかなくてはいけません。

　

これらをやっていくには、時間がかかります。

ギャンブルを断ち、新しい人生をすぐに始めることはできないのです。

　

ギャンブル依存症から回復に取り組むとき、是非「感じる」ということを大切にしてみてください。

　

自然のきれいさ

周りの人間関係の温かさ

ちょっとしたことの幸せ感

新しいことを始めるワクワク感

　

ギャンブルをやっている時には感じられなかったものを是非感じてもらいたいと思います。

僕は、それらを感じたとき、「ギャンブルはやらなくてもいいんだ」と思いました。

　

ギャンブルをやらなくても、楽しく生きていけます。

むしろ、ギャンブルをやることで見えなかったものはたくさんありました。

　

ギャンブルは何も感じたくないときに逃げ込むツールなのかもしれません。

それでも、ポジティブなものを感じることが必要なのだと思います。

　

まずは天気の良い日に、少し散歩でもしてみませんか。