ギャンブルを知らない頃の自分はどんなことをやっていたでしょうか。
楽しみたいとき
嫌なことがあったとき
お金が欲しいとき
なにをしてその日を過ごしたでしょうか。
誰と過ごしていたでしょうか。
ギャンブルを覚えてからは、すべての手段がギャンブルになりました。
楽しみたいときも、嫌なことがあったときも、お金を稼ごうとするときも、常にギャンブルという手段しかみえていませんでした。
これまであった選択肢に加えて、「ギャンブル」という手段が加わったことにより、それしか選ばなくなったのです。
手軽に集中でき、楽しめるものを選んでしまいます。
脳が喜ぶものを選んでしまいます。
ギャンブルに熱中してしまったその日から、ギャンブルを簡単に選んでしまうようになったのです。
選択肢が増えると、それを簡単に選べるようになります。
犯罪行為をしたことが無かった人が、それを一度してしまうと、繰り返してしまうように、人は一度選ぶと、その次も選んでしまう可能性があるのです。
楽しくて、楽な手段なら、より選びやすいでしょう。
だからこそ、僕たちは、目的をみて、主体的に選ぶ必要があるのです。
ギャンブルを辞めると決意した今、やりたいと思う事を簡単に行動に移さない方がいいと思っています。
自分がやりたいことは、自分の価値観に合っているか。
自分の気持ちに沿っているかを考えます。
それらを考えた上で、その手段を選ぶのです。
自分の中にギャンブルという選択肢が入った以上、ギャンブルを選んでしまうことが多いでしょう。
それは、自分がコントロールできなくなっているひとつの状態です。
ギャンブルを知らない頃は、ギャンブルに頼らなくてもやっていけました。
そして、きっとこれからもやっていけるでしょう。
あなたはどんな事をして過ごしますか?
コメント