僕は、ギャンブルに依存することで、孤独になっていきました。
友達とは連絡をとらなくなります。
嘘をつくくらいなら、関係を切る方がマシ。
お金のトラブルで、縁が切れる。
こういうことをやっていくことで、周りから人はいなくなっていきます。
パートナーや家族と疎遠になった人もいるでしょう。
ギャンブル依存症から回復していくためには、この孤独を解消していく必要があると思っています。
ひとりではできないことが多いですし、考えも偏りがちです。
そしてなにより、ギャンブル以外の楽しさを感じにくいと思います。
では、ギャンブル依存症からの回復を目指すとき、どのようなコミュニケーションをとっているでしょうか。
何を求めているでしょうか。
僕は、安心感を求め、信頼を積み重ねられるようなコミュニケーションをとるといいと思っています。
自分の心の動きを素直に伝え、相手の思いを受け止めようとします。
お金を借りることでも、相手をコントロールすることでもありません。
それは、孤独を解消できる、目指していくべきコミュニケーションではないと思います。
僕は、相手の思いを受け取ったとき、幸せを感じます。
こんなに思ってくれているんだ、考えてくれているんだと感じたとき、とても嬉しいのです。
僕は、この喜びを広げていきたいと思っています。
機械相手、お金相手のギャンブルでは感じられなかった幸せが、人間関係にはありました。
ギャンブルを辞めた先の希望は、人間関係の充実だと思っています。
これからも、人間関係を大切に依存症からの回復を目指していきたいと思います。
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