ひとりではないことに気付く

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僕の周りでは、ギャンブルをやる人はたくさんいました。

その当時はギャンブル仲間と一緒にパチンコにいったり、ギャンブルの話をします。

 

そんな中でも「ギャンブルを辞めたい」という人には出会いませんでした。

自分も、心の中では「もう辞めたい」と思うこともありましたが、負けて後悔していただけです。

すぐに「ギャンブルをやりたい」という気持ちになっていました。

 

これまで「ギャンブルを辞めたい」という人には出会ったことがありませんから、自分自身がギャンブル依存症でどうしようもなくなったとき、自分1人がひどい人間だと感じました。

それでも、もうどうしようも無いところまできましたから、とにかく一日一日積み重ねるしか無いと思っていました。

 

これまで「自分はギャンブルの問題で苦しんでいる」とは言えませんでした。

確実に苦しんでいましたが、プライドが邪魔します。

いつも勝っている、そんな自分でいたかったのです。

 

自分がギャンブルで苦しんでいることを周りが知ったとき、少し救われたような気がしました。

苦しいのに、まだプライドを守ろうとしている、そんな自分に疲れていたのでしょう。

 

また、自分自身を見つめ直したとき、「ギャンブルを自分自身の問題として捉えなければいけない」と考え、自分自身をギャンブル依存症だと認めようという気持ちになりました。

 

それからは、自分がギャンブル依存症だと言うことを正直に伝えるようになりました。

自分がギャンブル依存症だと告白することで、周りから冷ややかな目で見られると思っていましたが、そうではありませんでした。

気にしない人もいますし、びっくりする人もいます。

その中でも、共感してくれる人がいたのには驚きました。

その人たちは、ギャンブルの問題ではありませんでしたが「辞められない」という点では同じ問題を抱えていたのです。

これまで自分は「孤独」だと思っていましたが、そうでは無いことが分かりました。

 

僕は、そういう問題を抱えている人たちと、共感したり、支え合いながら人生を良くしようと日々取り組んでいます。

ギャンブル依存症は孤独になりやすいと思います。

でも決してひとりではありません。

ひとりではないことを感じ、自分のできることをやり始めた時、依存症からの回復が始まっていくと思っています。

 

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