変わらないもの

人生をまるごと考えた時、ギャンブル依存症は特別な問題ではないと感じました。

　

これまでの人生の中での問題や苦手なことはたくさんありました。

それが、ギャンブル依存症になった今だからこそ見えてきます。

そしてそれをギャンブル依存症のせいにしてしまうことができてしまいます。

　

孤独なのも、嫌なことから逃げる癖があるのも、正直になれないのも

すべて「ギャンブル依存症だから」と言えてしまうのです。

　

ギャンブル依存症からの回復を目指す時、これらのことに向き合う必要があるでしょう。

自分の問題を認識し、これからどうすればいいか考えます。

「依存症だから仕方ない」という訳では無く、自分の人生を良くしていくための考え方ができるといいと思います。

　

ギャンブル依存症だから嘘をつく

ギャンブル依存症だから悪い人

そういう訳ではないと思います。

　

ギャンブル依存症でも、人との関わりに幸せを感じますし、

ギャンブル依存症でも、反省します。

それは、ギャンブルを知る前とほとんど変わらない姿だと思います。

　

ギャンブル依存症から回復すると決心してから、同じ志を持った仲間と会うことが増えました。

仲間との時間は心地よく、とても楽しいものです。

そんな関わりこそ、ギャンブル依存症とは関係なく持っている根源的な関わり方だと思っています。

　

ギャンブル依存症からの回復を目指す今、心地の良い関わり方を大切にし、自分の問題に取り組んでいきたいと思っています。