ギャンブルを辞めたいと願っていても、すぐに生活が変わるわけではありません。
長年ギャンブルをやってきて、時間やお金の使い方が分からなくなっている人もいます。
ギャンブル以外に興味が持てず、何をやって良いか分からない人もいるでしょう。
いつもギャンブルの衝動と戦い、失われた数年間数十年間を悔やみます。
ギャンブルを辞めると同時に、意欲的に色々なことに取り組められればいいのですが、そう出来る人は少ないでしょう。
借金の問題や人間関係、もともと持っていた生きづらさに悩みながら、ギャンブルを辞めようと頑張るのだと思います。
そうしたなかで、「停滞している」と感じることがあると思います。
僕は、「何をやってもうまくいかない」「やる気が出ない」「新しいことにチャレンジしていない」時に停滞していると感じます。
では、そんな「停滞している」と感じるときにはどうすればいいでしょうか。
僕は、「新しいことを学ぶこと」が大切だと思っています。
人からでも、本からでも、新しい知識を学びます。
ギャンブル依存症の数年間は孤独なことが多かったと思います。
自分の考えだけを信じ、突き進んできたのだと思います。
そんな年を重ねてきましたから、新しい知識や違った視点が持てず、気持ちが停滞してしまいます。
ギャンブル依存症から回復していく時、孤独から脱却するということはとても大切なことです。
そして、孤独から脱却していく意味のひとつに「新しい知識や視点に気付く」ことがあります。
これまでの偏った考え方では無く、もう少し見えている範囲を広げます。
新しい知識や視点は、意欲に繋がります。
自分の人生を良くするために今できることが分かるかもしれません。
また、自分の置かれた状況に気付けます。
自分のことを認められたり、自分の知らない自分に気付けたりします。
ギャンブル依存症からの回復において、自分を知ることは大切なことです。
本を読めば、それだけ時間を使えますし、ギャンブル以外のものに向く練習ができます。
人から学べば、それは人間関係になり、孤独が解消されていくでしょう。
ギャンブル依存症から回復する取り組みの中で、「新しい知識や視点に気付く」ことはとても大切です。
ぜひ意識してみてください。
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