
ギャンブルをやっているときはとにかくギャンブルを優先します。
睡眠時間も
十分な食事も
仕事もプライベートも
どれも削りながら日々を過ごします。
どんなに体がボロボロでも、ギャンブルだけをやっていたい、そんな気持ちになっているのです。
ギャンブルにどっぷりと依存している時は、
目つきが変わったね
栄養とってるの?
なにか心配事があるの?
そう声をかけられることが多かったです。
特に「目つきが変わった」と言われることが多かったですが、自分自身は気付けませんでした。
しかし、食事や睡眠を十分にとらず、ギャンブルのことだけを考え、他人を蹴落としてやろうと考えていましたから、そんな目つきになるのも当然だと思います。
僕は、ギャンブル依存症からの回復を目指したとき、自分の体を大切にしようと考えました。
たくさん寝て、
質の良い食事を摂り、
できるだけ幸せなことに時間を使いました。
時間は十分にありました。
ゆっくりお風呂に入ることが出来るし、
早く寝ることができます。
友達と遊ぶことができるし、
自分の好きな時間を探すことができます。
周りとの関係も大切ですが、「自分のために」何ができるか考えました。
こんな生活を続けていくと、少しずつ自分に余裕が出てくるのが分かります。
まだまだ苦しいことも多かったですが、ギャンブルをやっているときの苦しさよりはだいぶマシでした。
周りを少しずつ見えるようにもなりました。
これまでどれだけ自分を大切にしていなかったかが分かります。
それくらい、ギャンブルばかりしていました。
ギャンブルを辞めると決めたとき、まずは自分を大切にしてみるといいと思います。
人間関係を修復したり、信用を取り戻したいところですが、まずは自分からです。
自分を大切にできてようやく、人を大切にすることができますし、ギャンブル以外にも興味が持てると思います。
今日も自分を大切に、回復に取り組んでいきます。
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