
これまで僕は、ギャンブルを続けることでどんどん自分を苦しめていきました。
生活のほとんどがギャンブルですから、自分のためになることに時間を使えません。
借金が増えることで、返済のために働くようになります。
人間関係をないがしろにすることで、友達も離れていきました。
こんな状態でしたから、過去の行動を後悔しています。
一方、ギャンブルをやることで、
楽しかった思い出
出会えた友達
頑張れた仕事
良かったところもいくつかあります。
ギャンブルを辞めると決意した後も、ギャンブルをやって良かったことを思い出し、ギャンブルがやりたくなる場合があります。
しかし、本当に思い出さないといけないのは、「後悔したこと」だと思います。
本来であれば、楽しみとしてのギャンブルが、後悔し、苦しいギャンブルになってしまっているのです。
娯楽ですから、楽しいのは当たり前です。
しかし、その裏の苦しみが問題を生み出すのです。
楽しかった思い出はそっと自分の中にしまっておき、行動するときは後悔したことを思い出すといいと思います。
僕は、これまでやってきたことを思い返し、自分と向き合いました。
その時間のおかげで、自分の弱い所、自分が望んでいたことに気付けました。
ギャンブル依存症からの回復を目指すとき、この経験を大切にしていくといいと思っています。
自分の弱さを知りながら、本当の望みに沿った行動ができるといいと思います。
従うのは過去の楽しかった思い出ではなく、自分と向き合った時間です。
ギャンブル依存でどうしようもないところまでいき、その中で前を向いて進んでいるのは、とても素晴らしいことだと思います。
だからこそ、今の自分を信じ、これからも回復に取り組んでいきたいと思っています。
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