
僕は、長年ギャンブルをやってきましたが、あることがきっかけでギャンブルを辞めると決意しました。
そして、今ではギャンブルを辞め続けることができています。
最初は、無理やりにでもやることを作り、ギャンブルから離れたり、ギャンブルをやらない時間の使い方を考えたりしました。
そうしているうちに、ギャンブルのない生活に慣れていきます。
これまでギャンブル中心の生活でしたが、ギャンブル以外の時間で一日が構成されます。
そして、それが一週間、一か月、一年と伸びていくわけです。
ギャンブルをしない生活が当たり前になり、ギャンブルをしない生活は確保できたと思います。
それは、選択肢にギャンブルがない状態になっているということです。
しかし、そんな生活が当たり前になってでも、気を付けなくてはいけません。
僕は、ギャンブルのやり方を知っていますし、楽しさも知っています。
今は、選択肢にギャンブルが見えていない状態ですが、ギャンブルをやる?やらない?の選択になったときに注意が必要だと思います。
たとえ、ギャンブルをやりたくなっても、ひととびにギャンブルをやることはありません。
パチンコならパチンコ屋に行かなければいけませんし、公営競技のネット投票なら登録が必要でしょう。
「ギャンブルをやってしまった」はひとつの動作で作られているわけではないのです。
これまで、ギャンブルを優先し、のめり込んできましたから、十分に気を付けなくてはいけません。
そして、最も気を付けたいのは、「最初の一歩」です。
ちょっとパチンコ屋にいってみようかな
今どんな機種が置いてあるかな
ネット投票の会員登録だけしようかな
ネット口座を開設してみようかな
こんな一歩が、「気づいたらギャンブルをやっていた」になりかねないのです。
「パチンコ屋にトイレを借りに行ったら、スリップしてしまった」
こんな話をよく耳にします。
これは、すでに最初の一歩を踏み出しているからこそ、ギャンブルにつながりやすかったのでしょう。
ギャンブルをしない生活が当たり前になっていても、気を付けるところは気を付けた方がいいと思います。
これからも気を引き締めて、依存症からの回復に取り組みたいと思います。
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