回復途中での癒やし

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僕は、ギャンブルを辞めると決心したとき、割と前向きに過ごすことができました。

それでも、やってしまったこと、迷惑をかけたことが無くなるわけではありません。

借金は残り、人間関係も良い状態とは言えません。

 

そんな中で、この先の人生が不安になるときもありました。

どんなにギャンブルを辞め、回復したつもりでも、すぐに大きく人生が変わるわけではありませんし、ギャンブルをやりたくなってしまうこともあるでしょう。

 

こんな風に感じているのは、自分だけではありませんでした。

SNSでは、同じくギャンブル依存症からの回復に取り組む仲間がたくさんいました。

その人たちは、それぞれのペースで進み、色々な取り組みをしています。

同じように苦しむことがある一方、ギャンブルの無い生活の中に幸せや楽しみを見いだしている人もいます。

 

僕は、ギャンブル依存症からの回復に取り組むとき、このような仲間の幸せそうな姿や楽しそうな姿に心が救われてきました。

そしてそれは、仲間と関わりが深くなればなるほどより多くの癒やしがありました。

 

自分はこうなれるんだ。

ギャンブルの無い生活にも希望はあるんだ。

依存症でも根本は周りの幸せそうな人と変わらないんだ。

そう感じました。

 

もちろん、人生は楽しいことばかりではありません。

苦しい時期だってあります。

それでも、少しの楽しさ、幸せを感じたとき、「人と関わって良かった」と思います。

 

依存症の人でも幸せになれると信じています。

それは、苦しい中でも、楽しさや幸せを感じることができるからです。

そしてそれは、人間関係や文化、自然の中で感じることができます。

 

「完治しない依存症」というものには、絶望し苦しむこともありますが、それ以上に僕は人や周りの環境が好きです。

だからこそ、希望を持って進むことができていると感じます。

 

SNSや自助グループには、依存症を理解し、受け止めてくれる仲間がいます。

パートナーや家族、友達の中にもそういった人はいるでしょう。

僕は、そういう人間関係こそ、依存症から回復していく希望だと思っています。

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