生きること②これまでの生活を大切にすること

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昨日に引き続き、「生きること」についてお話ししたいと思います。

僕にとって「生きること」とは、

感じること

これまでの生活を大切にすること

人間関係を充実させること

だと思っています。

そのうちの「感じること」については、昨日の記事を読んでみてください。

 

今回は「これまでの生活を大切にすること」について考えたいと思います。

 

僕は、大学生の時に、ギャンブルを初めてやりました。

兄や友達が楽しそうだったので、「そんなに楽しくてお金も増えるなら」という気持ちでパチンコ屋に行きました。

結果、負けたのですが、楽しさを味わいたい、自分も勝って仲間入りしたいという気持ちから、ギャンブルをやるようになってしまったのです。

 

それから10数年間、ギャンブル中心の生活をしてきました。

何よりも、ギャンブルを優先する生活です。

お金もなく、借金だけが積み重なっていきます。

人間関係も希薄になりました。

そんな中、「自分はギャンブルをやるために生きている」と思うようになりました。

ギャンブルだけが、好きで得意です。

ギャンブルだけが自分にとって希望でした。

 

僕は、数年間ギャンブルを続けただけで、「ギャンブルのために生きている」と勘違いするほど、のめり込んでいました。

これまでの人生は、パチンコなどしなくても、楽しみを見つけられたし、ストレス発散もできたはずです。

人間関係で癒やされることも知っていました。

 

それなのに、気付けば「ギャンブルこそ人生」と考えるようになってしまっていたのです。

 

ギャンブル依存症からの回復を目指す時、これまでの生活を大切にしたいと思いました。

旧友や家族など、昔からの人間関係を大切にします。

以前好きだったことをまたやり始めてもいいかもしれませんね。

そうしていると、「これも好きだった」「これに癒やされていた」ということを思い出すかもしれません。

 

きっと僕たちは、ギャンブルをやるために生まれたわけではないと思います。

楽しめていたこと、好きだったことが思い出せるといいですよね。

 

僕がギャンブルを辞められたのも、「自分はギャンブルをやるために生まれてきた訳では無い」と考えたからです。

自分の人生を、20才頃に突然でてきたもので埋めていくのは嫌でした。

これまで、考えてきたこと、感じてきたことがあります。

それをすべて忘れて、ギャンブルだけが人生を埋め尽くしていました。

 

きっとあなたの中にも、考えてきたこと、感じてきたことがあるはずです。

それを大切にしながら、少しずつギャンブルから離れていきませんか。

 

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