
僕は、長年ギャンブルのことばかり考えて生きていました。
家族よりも
友達よりも
仕事よりも
ギャンブルのことを優先し、常に頭の中には「ギャンブルをやりたい」という気持ちがありました。
それは、「ギャンブルを辞めたい」と考えた後も続きます。
「ギャンブルをやりたい」という気持ちを抑えようとする一方、ギャンブルのことを考えてしまうことも多いと思います。
それは、「ギャンブルをやりたい」気持ちよりも、「ギャンブルを辞めたい」気持ちに沿ったものですが、自身にはあまり良い影響を与えません。
どうやったら勝てたのか
なぜ負けるようにできているのか
なぜギャンブルが存在しているのか
自分が辞めるため、区切りをつけるために、ギャンブルのことばかり考えてしまいます。
僕は、ギャンブル依存症からの回復を目指す時、ギャンブルのことを考えるのを一度辞めた方がいいと思っています。
これまでたくさんギャンブルのことを考えて生きてきました。
そして、そこで問題が起きたからこそ「辞めたい」と願っているのだと思います。
依存症からの回復を目指す時、ギャンブルよりもギャンブルを求める「自分」について考えてみると良いでしょう。
ギャンブルはどんな気持ちでやっていたのか
何のためにやっているのか
なぜ辞めたいと思ったのか
そんな自分を見つめ直します。
どうにもならないギャンブルのことを考えるより、これから先の人生を歩んでいく自分のことを考えてみましょう。
これまでも、これからも、自分と向き合い続けなくてはいけません。
そして、ギャンブルはここで手放すことができます。
ギャンブルを辞めたいと願うとき、ギャンブルでは無く、自分に向き合えるといいですね。
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