
ギャンブル依存症からの回復を目指す時、自分を癒やしてくれたのは「仲間と話すこと」でした。
この「仲間」とは、同じ方向を目指す人のことを言います。
ギャンブル依存症からの回復の道のりでは、同じくギャンブル依存症からの回復を目指している人がいます。
同じような道をたどってきたからこそ、そこには共感が生まれます。
そして、これからもギャンブルを辞めるために、幸せに向かうためにどうしたいか話すことができます。
仲間はSNSや自助グループにたくさんいます。
「自分はギャンブル依存症です」とは、身近なところでは聞いたことが無いと思います。
それでも、世の中には、同じ苦しみを持った人がたくさんいるのです。
また、ギャンブル依存症の人以外との話も自分を癒やしてくれました。
「ギャンブル依存症」という問題を持っていなくても、日常の中で不安感や困り間を持った人はたくさんいます。
そして、そのどれもがギャンブル依存症という問題と繋がると思うのです。
何かを辞められなかったり、人間関係に悩んでいたり、将来に不安があったりと、共感出来るところはたくさんあります。
そして、「幸せになりたい」という気持ちを持つことで、目指している場所は同じなのかもしれません。
僕は、ギャンブル依存症からの回復の取り組みの中で自分と向き合ったことで、身近な仲間とたくさん話せるようになったことを喜んでいます。
それは、自分の苦しみや特性から、幸せに向かう考え方を話すことができるからです。
そして、それは身近な人への共感と変わり、より人を大切にできます。
きっとあなたの周りにも、同じ苦しみを持ち、同じ方向を向こうとしている人がいると思います。
そういう人を見つけられると、ギャンブル以外の癒やしがまたひとつ見つかると思いますよ。
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