
僕は、長年ギャンブルにのめり込むことで、ギャンブルのことしか考えられなくなっていました。
「ギャンブルをやるために」が行動指針で、「嘘をつく」「ごまかす」ことが多かったように思います。
生活も考え方も、ギャンブルが中心でしたから、それ以外のことには関心を示しません。
そうした生活を続けていると、どんどん人が離れていきます。
仕事や人間関係でのトラブルがたくさん発生し、いつも心に余裕はありませんでした。
人を大切にしていないからこそ問題が起き、原因にも気付けません。
他人の意見も聞き入れませんでした。
いつも「自分が正しい」と思っていました。
僕は、「もうどうにもならない」という所までいき、ギャンブルを辞める決心がつきました。
そのときには「ボロボロの身体」と「周りの人の本当に悲しい顔」がそこにありました。
自分の生活がめちゃくちゃで、どんどん身体がボロボロになっていきます。
考え方が、自己中心で身勝手、不誠実だからこそ、人が離れ、身近な人を悲しませます。
僕は、ギャンブルを辞めると決意したとき、このような「生活」や「考え方」からも離れなければいけないと感じ、行動しました。
まずは、ギャンブル中心の生活、考え方を辞めます。
自分がどう過ごしたいのか、生きたいのかを真剣に考えました。
そして、自分の望みや困り感の解消を、ギャンブル以外に求めました。
次に、人を大切にしました。
家族やパートナーなど、身近な人のことを考え、行動します。
他には、お金に固執しない、自分が納得できる稼ぎ方や生活をすることなど、自分が起こした問題の原因から離れられるような考え方を身につけました。
これらの考え方を身につけるためにしたことがあります。
それは、「本を読むこと」と「人と話すこと」です。
そして最も重要なのは、「意見を受け止めること」でした。
これまで、色んな意見を聞きましたが、どれも「自分が正しい」と思い、受け止めません。
それでも、自分の考え方や行動で問題が出たわけですから、他人の考え方を知ることはとても大切なことです。
そのためには、本を読むことや人と話すことが必要だと思います。
他人の考え方を知り、自分の気持ちや行動を振り返られたとき、次の行動は変わってくるかもしれませんね。

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