変化することしないこと

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僕は、ギャンブルを続けることによって、たくさんの問題を抱えてきました。

そして「もうどうにもならない」という所まできて、ようやくギャンブルを辞める決心ができました。

 

これまでも「辞める」とは言っていましたが、長続きするような決意ではありません。

たくさん問題が起き、「このままじゃまずい」「自分は何をしているんだろう」と考えられて、ようやく強い決心に至りました。

 

僕はそうやってギャンブルを辞め、依存症からの回復に取り組み始めた訳ですから、「変わりたい」という強い願望と希望をもっていました。

ギャンブルから離れられれば生活が良くなる

ギャンブルから離れられれば嘘をつかなくてもいいようになる

ギャンブルから離れられれば幸せになる

こういう希望を思っていたと思います。

 

実際、ギャンブルから離れて「幸せだな」と感じることは増えました。

借金の問題で悩まなくて済みます。

お金が貯まり選択肢が増えます。

人間関係も回復し、友達やパートナーと過ごす時間はすごく幸せな時間です。

 

生活スタイルも大きく変わり、考え方も徐々に変わっていきました。

そして「ギャンブルを辞めて良かった」と本気で思うことができました。

 

それでも、変わっていない部分もたくさんありました。

良いことで言えば、自分の性格や前向きさです。

ギャンブルへ熱心に取り組んでいた気持ちは、ギャンブルを辞めてからは仕事や回復への取り組みに繋がりました。

そして、どんなに問題を抱えていても「生きているからいいや」と考えていた図太さは、日々の苦しみから自分を救ってくれました。

 

反対に、「まだ変わらないのか・・・」と思うこともあります。

周囲の環境

お金がないこと

ごまかそうとする気持ち

「ギャンブルを辞めると変わる」と期待する分、変化がないことには焦りを覚えます。

しかし、どれもすぐに変わるものではありませんし、「そう感じる自分がいる」と知ることをひとつのステップと考え、回復への糧にしています。

 

ギャンブル依存症からの回復に取り組むと、大きく変わるところと変わらないところが見えてくると思います。

良い変化を喜びながら、焦らず取り組んでいきたいですね。

 

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