
ギャンブル依存症からの回復に取り組んでいますが、ギャンブルの話をすることは時々あります。
職場の同僚やギャンブルを辞めようとしている仲間と、過去や今のギャンブルの話をします。
自分自身、長年ギャンブルをやってきて、楽しさはよく分かっています。
ギャンブルをやめている今でも、「楽しい」と思えますし、良い思い出もたくさんあります。
だからこそ、ギャンブルについて話すことは楽しいですし、ギャンブルの良い側面しか見ていない、ということになるでしょう。
僕は、ギャンブルについての「楽しい」という思いは、そのままでもいいと思っています。
娯楽、浪費としてのギャンブルは正しい認識だと思うからです。
それでも、ギャンブルには負の側面があります。
それを同僚や友達と話すことはほとんどありません。
たくさん借金をしたこと、人間関係で苦しんだことを楽しい会話の中に入れていくことはしません。
だからこそ、「ギャンブルは楽しいもの」と思ってしまうのかもしれませんね。
「ギャンブルで稼いだ」という認識を改めること、ギャンブルは投資だと思わないことが、今の自分には必要なのだと思います。
ギャンブルはお金の増減を伴います。
だからこそ、お金に執着してしまうのです。
ギャンブルは浪費ですが、次第に「お金を増やす手段」と考えてしまい、本来の性質と矛盾してしまうことで、問題が引き起こされるのだと思います。
あなたは、どんなときにギャンブルをやりたいと思いますか?
お金を使ってでも楽しみたいからでしょうか。
ストレスを発散したいからでしょうか。
それとも、支払いやお小遣いが少なく、お金を増やしたいからでしょうか。
ギャンブルの本質と自分の考えのギャップを無くし、自信を持って、自分の思いを叶える選択ができるといいですね。

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