システムに近づかないこと

依存症について
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僕は、ギャンブルを長年続けることによってたくさんの問題を引き起こしてきました。

最初は、楽しみのひとつとして始めたギャンブルがいつの間にか人生に欠かせないものになっていました。

 

ギャンブルの興奮を忘れられず、勝った思い出ばかりが頭に残ります。

楽にたくさんのお金を得ることができます。

負けても、取り返さないといけない、取り返せると思ってしまいます。

ドーパミンが過剰に分泌され、興奮を味わいたいがために、またギャンブルをやり、どんどんのめり込んでいってしまうのです。

 

これは、ギャンブルというシステムがそうさせているのだと思います。

借金ができる環境もそのシステムのひとつのうちかもしれません。

 

ギャンブルで稼げると思ってしまう。

ギャンブルをやると嫌なことから逃れられると思ってしまう。

借金で簡単にお金がつくれると思ってしまう。

借入額を預金額だと思ってしまう。

 

こういうことが重なり、気付けば周りの人からは理解されない人になっていくのです。

ギャンブル依存症の人は、こういう思い込みの中でギャンブルを続けてきました。

 

「ギャンブルを辞めたい」と思った今、この思い込みには気付けたでしょうか。

借金をすれば利息でどんどんお金が減り苦しくなる。

ギャンブルをやっていても嫌なことからは逃げられない。

借金は返さなければいけない。

勝ったお金も結局はギャンブルに使ってしまう。

 

こういうことが分かったのなら、こういう思考になるところ、ギャンブルというシステムには近づかないことが必要です。

 

どうしても思い込んでしまうことはあります。

脳の癖や仕組みもあり、それは仕方ありません。

 

それでも、自分を客観的に見ることができたのなら、近づかない方がいいと思います。

一度近づくと、また戻ってしまう。

そういうことを心に刻み、また進んでいきたいです。

 

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