
僕は、これまでギャンブル依存症からの回復に取り組んできましたが、「ギャンブルをやりたい」と思ったこともありました。
パチンコ屋の前を通ったとき
競馬のCMを見たとき
昔行った雀荘のある街にいるとき
過去の興奮を思い出し、「今ならできる」と思ってしまっていました。
それでも、
ギャンブルをやった後にする後悔
ギャンブルに時間とお金を使うこと
パートナーに正直に言えないこと
を考え、やらないという選択をします。
僕は、ギャンブルをやりたい、やれるかも、と考える事は仕方ないと思います。
脳がそれを求めていますし、長年習慣としてやってきました。
しかし、ギャンブルを辞めたい、依存症からの回復に取り組みたいと考える今、やらないという選択をしたいですよね。
一方、ギャンブルを選んでしまうこともあると思います。
僕は、この分岐点での気持ちが大切だと思っています。
どうしてギャンブルを選ばなかったのか
どうしてギャンブルを選んでしまったのか
「今日はギャンブルをやらなかった」
「今日はギャンブルをやってしまった」
という事実だけでは、自分のことを知ることはできません。
その時の気持ち、どうしてそう行動したのかを考える事が大切です。
これを考える事によって、また分岐点に立たされたとき、「やっぱり自分はこう考えるからやらない」と考え、自信をもってギャンブル以外の選択ができるのだと思います。

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