
僕は今、ギャンブルを断(た)っている感覚はありません。
ギャンブルを辞めると決めた頃は、「ギャンブルをやらないように」と毎日気をつけていました。
「ギャンブルをやらない」という強い意志とお金を持たないという衝動対策によって、ギャンブルを断っていたのです。
しかし、この生活は苦しさもありました。
これまで習慣的にやっていたギャンブルを自らやらないようにしており、もう一生あの興奮を感じられないのかと思うと残念な気持ちになってしまっていました。
僕は、ギャンブルを辞めてたくさん自分と向き合い、自分の気持ちを客観的に見ることができました。
自分が楽しめることや自分の気持ちを大切にした行動を知ることができました。
ギャンブルでは自分の思いを叶えることはできませんでしたが、別の手段が自分を癒やしてくれます。
家族や友達と談笑している時間がすごく楽しく、
仕事は充実感があります。
ストレスが溜まったら散歩や趣味でストレス発散ができます。
ギャンブルを辞め、こういう経験をしたからこそ、ギャンブル以外の方法を選ぶことができるようになったのだと思います。
ギャンブルは自分にとって、思いを叶えてくれるものではありません。
ギャンブルという手段より、良い手段を僕は知っています。
だからこそ、僕はギャンブルをやらない、ということではなく、自分にとってできるだけ良い手段を選んで行動することを大切にしています。

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