
僕は、ギャンブル依存症からの回復の取り組みをしているとき、「ひとつのことに集中しすぎない」ということを大切にしてきました。
これまで、ギャンブルだけに集中し、優先してきたためたくさんの問題が起こったのだと思います。
もちろん、ギャンブルという特性上、お金が無くなる、依存性が高い、時間をたくさん使う、ということはありますが、ひとつのことに偏りすぎたのも良くなかったと思います。
目標達成のためには一つの方法しかない訳ではありません。
いくつかの方法を試したり、違う視点からアプローチすることは大切だと思います。
僕は、ギャンブルを辞めたとき、幸せになりたいと思いました。
そしてそのためには、お金の問題を解決しようとしました。
当時借金がたくさんありましたし、お金が無い状態では心の安定もできないのだと思っていましたからね。
そんなとき、「仕事に集中する」ということをやっていきました。
スキルアップを図ったり、副業を調べたり、仕事に集中して取り組みました。
僕は仕事が好きでしたから、楽しみながら取り組めましたが、すぐにお金が返せるわけでも稼ぎが増えるわけでもありません。
そこで、同時に「支出を見直す」こともやり始めました。
しかしそれは、過度な節約ではありません。
無駄なところを削り、自分の幸せのためのお金は躊躇無く使うようにしました。
このほかにも、
同僚とご飯にいくだけではなく、別のコミュニティも大切にする
パートナーを大切にするだけではなく、家族も大切にする
資格の勉強だけでは無く、ゲームや映画で息抜きをする
これらは依存先を分散する、ということにもなりますよね。
ギャンブルを辞めるということは大変ですが、色んな事をやっていくのは楽しいです。
これからも楽しんで回復に取り組みたいと思っています。

コメント