
自分にとっての希望ってなんでしょう。
ギャンブルをやっている頃、僕にとっての希望はギャンブルだけでした。
お金を稼ぐ手段も
ストレス解消も
自己肯定感を高めてくれるものも
すべてがギャンブルでした。
ギャンブルさえやっていれば、それだけで良いと思っていました。
だからこそ、「ギャンブルを辞めよう」と考えた時、何をしたらいいか分からなくなります。
これまで頼っていた「希望」が失われる訳ですから、そうなるのは頷けます。
では、どうやって「希望」を見つけ直せばいいのでしょう。
僕はその希望は「自分の中にある」と思っています。
僕がギャンブルを辞めると決意したとき、何をすればいいか分かっている自分がいました。
出費を見直し、お金をできるだけ返す。
それでも、自分のためになるものにはお金を使う。
仕事に集中し、資格の勉強をする。
友達にはできるだけ正直になり、人間関係を大切にする。
どれも「本当はやりたい」と感じていたことでしたが、できていないことでもありました。
そしてこれらは、自分にとって良い状況を生み出し、また新たな希望を運んでくれました。
もともとあった人間関係がより深くなる。
新しく仲間や友達ができる。
好きだったことが趣味になり、仕事にも繋がる。
こういうことをこれまで経験してきました。
自分が良いと思っている事、やった方が良いことを少しずつ行動に移していくことで、新しい自分に出会えるかもしれません。
僕の場合は、自分の中に希望がありました。
そして、その希望の広がりがギャンブルをしない自分を作っています。

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