
僕は、ギャンブルを辞めていくとき、その後の生活を大切にしたいと考えていました。
長い間、ギャンブルしかやってこず、自分が本当にやりたいことさえ分かりません。
やらなければいけないことからは逃げ続け、問題がどんどん積み重なっていきます。
そんな状態ですから、ギャンブルを辞めたとしてもどういう風に過ごしたら良いか分からないというのが正直なところでした。
それでも、ギャンブルを辞めていくと決めたのですから、その後の生活を考えていかなくてはいけません。
僕は、ギャンブルを辞めると決めたとき、まず「やらなければいけないこと」から始めていきました。
お金の問題がありましたし、家庭に目を向ける必要もありました。
自分の気持ちと向き合ったり、他人の意見を聞くこともしました。
これまで向き合ってこなかった「やらなければいけないこと」に向き合い、少しずつ問題を解決していこうとしたのです。
それでも、「やらなければいけないこと」だけをやり続ける生活は苦しいと思います。
ギャンブルをやらないのはもちろんのこと、お金も自由に使えませんし、自分の時間を望んでいないことに充てなければいけないときもあります。
だからこそ、「やりたいこと」もやっていけるといいと思います。
自分が好きでやれること、
やっていて楽しいこと
大切にしていること
こういうことにお金や時間を使うのは惜しまないことが大切です。
こうして「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」のバランスを取りながら生活を作っていくと、いつの間にかギャンブルをやる時間がなくなっていきます。
「やらなければいけないこと」は少しずつ習慣になり、減っていきますし、
「やりたいこと」は増えていきます。
そんな生活を続けていくことが、ギャンブル依存症からの回復を後押ししてくれるのかもしれませんね。
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